こんにちは!
前回、折板屋根の施工事例を
ご紹介いたしましたので
今回は、折板について詳しく
お話しさせてください。
学校の駐輪場や工場の屋根、
カーポートでも使用されています、
波型の屋根材です。
●折板とは何か?
折る板と書いてせっぱんです。
名の通り、鉄の板を波型に折って作られています。
昔はトタン板が使用されることが主でした。
トタンは錆に弱いので
昨今は錆に強く、比較的コストも低く、
耐久性に優れたガルバリウム鋼板が多く使用されています。
●メリット
①低コスト
屋根工事を行う場合、野地板やルーフィングといった
下地を造る必要があります。
しかし、折板屋根は下地の必要がありません!
その分の下地の費用が不要になり、
工期も短くなる為、
低コストで施工を行うことが出来ます。
②耐水性が良い
鋼板を波型にすることで水はけが良い仕組みになっています。
●デメリット
①断熱性、遮熱性が悪い
下地がないことがメリットでしたが
下地がない分空気層が無く、
外の冷気や熱気が室内に届いてしまいます。
②遮音性がない
下地がなく鋼板1枚の為、
弱い雨でも音が不快に感じます。
なので駐輪場やカーポートでの使用が
適しています。
どうしても外気にさらされている場所であるため
経年劣化してしまうので
メンテナンスが必要となってきます。
折板屋根のメンテナンスは
塗装です。
だいたい10年前後での
塗装が必要となります。
施工やメンテナンスのご相談も
お気軽にお電話ください。